一睡の夢:国鉄末期の12年

40年ほど前の国鉄時代の記録

道北の急行列車 13-5(急行 宗谷)

1984/08/16 宗谷線 抜海/南稚内、302D(上り急行宗谷) 札幌行

 今回は、302D上り急行宗谷から。14系客車の前、礼文12-4と同じ撮影日となる。

利尻51号を南稚内で下車、草原地帯へ歩きはじめて最初の俯瞰気味の場所から撮影。

やってきた宗谷は何と11両。どうも、通常6両に1両増結で、さらに昨夜の利尻51号の

4両が上りで戻る分がさらに加わった運用と思われる。それにしてもとても長い編成。

 あいまいな部分はあるが、昨夜の利尻51号は確かロングシートに座っていた記憶。

4人掛けに4名フルで座ると狭いため、あえて足を投げ出せるキハ40にしたように思う。

キハ40の夜行列車乗車は、自分ではこれが最初で最後であった。

 ちなみにこの宗谷では、最後部(手前)キハ40は2両とも窓の空きが見られないため、

回送扱いになっていた可能性。

 それにしても今回の画像では気動車の煙が結構目立つ。ここで加速し始めた可能性?

黒ではなく少し白っぽい煙が遠目でもかかっていることがわかる。

 

1984/08/16 宗谷線 抜海/南稚内、302D(上り急行宗谷) 札幌行

 この宗谷撮影後は、また線路沿いまで下りて、もう少し草原地帯の奥へ歩いた。

そこまで行くと電線が入らないので、324レや礼文はその少し奥からの撮影となった。

草原地帯の4時間以上の滞在での静寂は、前回の記載通り。

 

 今回のコダクロームKRの画像も、どうも全体的に青みがかっていると感じたため、

RをあげてBを落とす処置を実施、加減が難しいです。

 

 

 参考:JTB時刻表 1984/07

 

※今回、Bを落とさず、RとGをその分だけ上げてみました。

1984/08/16 宗谷線 抜海/南稚内、302D(上り急行宗谷) 札幌行

 その1例ですが、少し彩度がアップ、少し明るくなったような気がします。

問題なければ、落とすより他をあげた方がよいでしょうか。