一睡の夢:国鉄末期の12年

40年ほど前の国鉄時代の記録

2024-02-01から1ヶ月間の記事一覧

飯田線旧型国電最後の力走10(68405/54108)

1982/03/10 飯田線 伊那松島/沢、247M 上諏訪行、 クハ68405/クモハ54108/クハ68403/クモハ50008 まだ寒い春先、良く晴れていて雲一つない青空の下、やってきた上諏訪行247M。 最後部クハ68405と後ろから3両目クハ68403がそろう4両編成。田畑はまだ春待ち。 …

飯田線旧型国電最後の力走9(56002/61003)

1983/05/04 飯田線 唐笠、1226M 豊橋行、クハユニ56002/クモハ61003/クモハ53001/クハ68404 飯田線の山中の区間では、小駅は閑散であるが、唐笠は例外、簡易売店まであり。 天竜峡からの川下りの船客を、天竜峡まで帰すための一定の乗客輸送を受け持つ。 自…

飯田線旧型国電最後の力走8(56011/51200)

1980/11/29 飯田線 千代/天竜峡、1221M 辰野行、クハユニ56011/クモハ51200/クモハ54117/クハ68408 うすら寒い晩秋の朝、谷間にようやく陽が差して川まであたる状態になった。 今日の1221M最後部はクハユニ56011、郵便荷物室の大ドアの窓が一部塞がれている…

飯田線旧型国電最後の力走7(54117/68408)

1982/03/09 飯田線 千代/天竜峡、625M 天竜峡行、クモハ54117/クハ68408 駅前とは思えない千代駅から登り路を行き、少しそれていくと見渡せる場所がある。 午前中しばらく留まるが、山間閑散区間であるのに急行や貨物含め意外と列車が通る。 おなじみ2両の62…

飯田線旧型国電最後の力走6(68410/54111)

1980/11/03 飯田線 田切/伊那福岡、238M 天竜峡行、クハ68410/クモハ54111 飯田線北部ではよく知られた場所、晴れたこの日は中央アルプスの山々が美しい。 既に初冠雪を過ぎ、冬も近そう。その背景に、2両の238Mがちょうどよく収まる。 ちなみにこのクハ6841…

飯田線旧型国電最後の力走5(47069/54110)

1983/05/03 飯田線 金野/千代、253M 天竜峡行、クハ47069/クモハ54110 この区間は、天竜川と山に囲まれた狭い場所に線路がある。千代駅と金野駅は閑散。 撮影者にはありがたいが、なんでここに駅があって維持されているのか、少々驚く。 金野から少し道なり…

飯田線旧型国電最後の力走4(68404/53001)

1983/05/05 飯田線 七久保/伊那本郷、238M 平岡行、クハ68404/クモハ53001 238Mは、茅野始発で6両、辰野から4両、伊那松島から終点平岡まで2両編成になる。 残雪の山を背景にやってきたのは、クハ68404/クモハ53001の2両、238M平岡行。 全体的に当時の飯田線…

飯田線旧型国電最後の力走3(68418/54125)

1982/03/16 飯田線 大海/鳥居、623M 中部天竜行、クハ68418/クモハ54125 朝の下りの623Mは2両編成で、豊橋から天竜峡まで走行、頻繁に被写体となっていた。 上記のクハ68とクモハ54については、末期の飯田線での最大勢力、形態もさまざま。 今回の2両は、も…

飯田線旧型国電最後の力走2(53007/68400)

1983/05/04 飯田線 千代/天竜峡、625M 天竜峡行、クモハ53007/クハ68400 1975年の下の画像でも、相手のクハはトイレありで、クハ68400で同じであった。 1978年の80系投入で戦前車の半数置換え、その時クハで唯一トイレ無し68042が残。 その相手が53007になっ…

飯田線旧型国電最後の力走1(50008/68403)

1983/05/05 飯田線 伊那松島/沢、1230M 豊橋行、クモハ50008/クハ68403 当時の飯田線では2両編成は比較的少なめ、2両の1230Mは伊那松島から4両で運転。 旧型国電の最終運転まで、あと3か月半。よく戦前車がここまで残っていたと思う。 同行者に晴れ男がいた…