一睡の夢:国鉄末期の12年

40年ほど前の国鉄時代の記録

飯田線旧型国電最後の力走28(83103)

1983/05/03 飯田線 時又/駄科、245M 辰野行、
クモニ83103/クモニ13026/クハ47104/クモハ54002

 今回は、クモニ83103←81006(1950年製)、①245Mの画像から。

東側1位3位側電気側で、荷物表示が下り第1エンド側運転室から2番目と7番目の窓下。

末期では、クモニ83103の側面から、上記荷物表記の位置で他車と判別が容易に可能。

また上り側第2エンド下の浜松工場入場記録表記が中央寄りでも、同じく判別が可能。

下の画像で確認できる。

上記画像:1983/05/03 飯田線 時又/駄科、245M 辰野行、クモニ83103

 

1982/03/11 飯田線 伊那新町/宮木、245M 辰野行、
クモニ83103/クモニ13026/クハ68405/クモハ54108

 同じ4両編成でも、クモニ83とクモニ13の荷物車が2両連結の4両編成は目立つ。

あたらめて画像を眺めてみて、その通常の4両編成との違いを感じてしまう。

 

1983/03/05 飯田線 伊那新町/宮木、245M 辰野行、
クモニ83103/クモニ83102/クモハ54129/クハ68420

 最後は、クモニ83が2両となった場合である。最末期では時々見ることが出来た。

同じ荷物電車でも、クモニ83が2両の場合はまた印象が異なるように感じてしまった。

 

  参考:決定版 旧型国電車両台帳

     国鉄電車の歩み(30系から80系まで)、

     国鉄電車ガイドブック 旧性能電車(下)

     写真で綴る 飯田線の旧型国電 増補版

     飯田線 旧型国電等(上)二扉車・合造車

     ザ・ベストNゲージ旧型国電 珠玉のNゲージ作品集

     JTB時刻表1983/03、1981/12他