昼過ぎの2両253Mに、クモハ53007/クハ68400が入った。陽もうまく当たっている。
水面は残念ながら鏡面まではいかなかったが、多少とも映った姿は見られていた。
天竜峡から上り電車に乗ると、天竜川を渡って川の東側を線路が走るようになる。
そのため南北に走る線路は昼から午後に順光、為栗近傍も概略そのような状態。
従って、85運用単独2両編成の昼の238Mと253Mは、特に貴重で狙いたい電車になる。
旧型国電4両編成では1226M狙い、これ以降は日が短い季節は陽が当たらない可能性。
80系は257Mを狙うことになる。当時の為栗駅の時刻再現を下に再現、御参照。
駅前に民家二軒のみの超閑散駅にしては、この本数は多いように感じてしまう。
飯田まで早ければ1時間15分程度?、天竜峡や平岡までならもっと短い時間で可能。
通勤通学で通えなくはないが、自動車乗入不可の駅前民家に住んだらどうでしょう?
ちなみに4:49発の下り229Mに乗れば、天竜峡でこまがね2号、天竜3号に接続する。
新宿着11:43、長野着9:52。国鉄のネットワークはそれなりに機能していたと実感。
なお運用番号は、11/27の平岡/為栗での撮影日の85のまま(本当は86のはず)。
この時に限らず、運用番号の表示は、時々前日のままという場面に遭遇していた。
クモハ53007の連結面。幌上の連結面側の通風機は、既に塞がれていた。
飯田線から、朝の中央線乗入の6両編成223Mの最後部になるクモハ53007。
中央線乗入の朝の223M/238Mの茅野/辰野間と、夜間の1232Mの天竜峡/豊橋間では
旧型国電の6両が見られた。(1232Mはクモニ83/クモニ13等含む6両編成になる。)
上記以外に、豊橋近傍では80系の4+2両編成も朝夕に2運用存在していた。
参考:旧型国電車両台帳、国鉄電車の歩み(30系から80系まで)、
国鉄電車ガイドブック 旧性能電車(上)、飯田線の旧型国電 増補版
時刻表 1982/09、1983/03他