今回はクモハ53008、あまり相性が良くなく、走行撮影ができた数少ない時になる。
午前10時前ではここでは下り側に陽が良く当たらず、厳しい撮影になってしまった。
川路を中心のその前後の区間は、水害対策で大きく変更、光景も大変化と思われる。
真夏のクモハ53008。大窓も含めて開けられている。冷房普及以前の夏の普通電車。
ノーシール・ノーヘッダーの大窓は、隣のクハ47009とは全く別の美しさを感じる。
よくこの年まで現役の状態で残っていたと思う。
連結側第二エンド4位側から。通路上の通風機が残っていた。
クモハ53008は下り向き偶数車、製造から同様らしく、基本方向転換等はなし。
そのため助手席側1位3位側は電気側になる。抵抗器の位置が、助手席側1位側に注意。
偶数車の多くは、抵抗器は電気側連結面第二エンド3位側に配置であるが、異なる。
飯田線クモハ52002と52004が同様であった。別途身延線のクモハ51等で見られた。
どうも大阪配置の下り偶数向き車で、その後の改造がなければ見られるらしい。
学生の頃の模型製作で、上り下り向きで一律に製作しかかったら何か違うと指摘。
結局よくわからず時間切れでウヤムヤにしていたが、思ったよりはるかに事情は複雑。
正直参っていましたが、yasuo_ssi様から助言をいただき、とても助かりました。
改めて感謝いたします。今回の一連のまとめが終わったら、見直したいと思います。
上記と全く同じであるが、CL画像があったので参考。露出不足でちょと厳しい。
同じく第二エンド連結面側の3位側から。同じく連結面通風機が確認される。
クモハ53008←43040(1937年製)
運転席窓上の通風機や、助手席窓上の運行窓等は、塞がれていた。
これまで、最末期1983年頃の伊那松島機関区所属の48両を順にアップしてきました。
あとは、クモニ13/83等ですが、これが思ったより困難で少し時間がかかりそうです。
それに番外車両などを追加で、一旦区切りたいと思います。
その後は一度画像の再整理と、画像改善等のレベル向上などを考えます。
旧型国電では、飯田線の1978年の半数置換以前や、他の線区なども想定します。
あるいは、旧型客車や気動車等を順不同で、今度は少しずつアップしたいと思います。
どうかよろしくお願いいたします。
参考:旧型国電車両台帳、国鉄電車の歩み(30系から80系まで)、
国鉄電車ガイドブック 旧性能電車(上)、飯田線の旧型国電 増補版
時刻表 1982/09、他