一睡の夢:国鉄末期の12年

40年ほど前の国鉄時代の記録

道北道東の特急列車 81-4(おおとり)

1986/03/19 函館線 函館、3027D(おおとり)網走行

 北海道のキハ82においては、1985/03~1986/10頃の約1年半は、絵入りマーク搭載。

おおとり以外も、北海/北斗/オホーツク/おおぞらで、毎日それぞれ1往復設定された。

北斗は実際には季節列車であったが、時刻表によると運転期間が長かったようである。

 なお、おおぞらは一度183系のみの運転となったが、札幌/帯広間の1往復で復帰。

上記はキハ82定期列車の最末期にあたり、撮影対象にした方も多かったと思われる。

この後においては、グリーン車なしの4両編成の夏季臨時の北斗の画像がみつかった。

多少の期間については、その後も繁盛期の臨時列車での使用が行なわれていた。

 

 今回、函館でのおおとりは、2週間程の北海道滞在で、本州に戻る時の撮影になる。

夜行普通46列車函館到着で、青函連絡船や貨車の連絡船への積込撮影の後、おおとりと

北海の画像があり。ただしおおとりは1138発に対し、北海3号は1222発で時間となる。

おおとり(81-1)で掲載の様な並びはなく、また北海3号の札幌到着は宗谷発車の後。

北海3号は稚内行接続ではなく、札幌までの特急で運転間隔を調整したのであろう。

 

 キハ82のおおとりの絵入りヘッドマークは、この時に落ち着いて見ることが出来た。

青空に鳳が舞う姿はイメージそのもの。なお特急おおぞらのバックの紺色青とは異なり

明るい青色と感じた。なお、おおぞらの絵入りマークは、北海道へ行った最初の1982

年からキハ183で何回も見て、結構おなじみであった。しかしおおとりはこの時まで、

1往復のキハ82のみであり、絵入りマークは1985年と1986年のみで、印象が薄かった。

改めて見てみて、復刻希望したい気持ちになってしまった。

 

 

  参考:JTB時刻表、1985/03、1986/03、1987/06