一睡の夢:国鉄末期の12年

40年ほど前の国鉄時代の記録

道北道東の特急列車 81-3(おおとり)

1982/07/24 石北線 女満別/呼人、6D(おおとり)函館行

 網走発車からすぐの区間を走行の上りおおとりから。最初の停車駅、美幌はまだ先。

この区間では7両運転の為、それが入るように考えたはずが、先頭が隠れてしまった。

 7両でもグリーン車と食堂車が各1両ずつ連結で、まさに往年の特急列車そのもの。

結果、昼行列車で食堂車連結は、このおおとりと共通運用の一部のオホーツクが最後。

この後4年後の1986年には本当に上記のみとなり、おおとりの食堂車に乗る機会を

作ってカニ飯を食べたのであるが、その時は車内の撮影を全く行わなかったのが残念。

フィルム代などが優先、駅弁すら高価、駅そばやホカホカ弁当などが贔屓の自分には、

食堂車のカニ飯は高価であったため、キシ80はただ一度だけの経験になってしまった。

今でもカニ飯を食べるとき、たまに当時のおおとりの食堂車を思い出すこともあるが、

それも40年近く前のことになってしまっている。

 

 

  参考:JTB時刻表、1982/09