網走発車からすぐの区間を走行の上りおおとりから。最初の停車駅、美幌はまだ先。
この区間では7両運転の為、それが入るように考えたはずが、先頭が隠れてしまった。
7両でもグリーン車と食堂車が各1両ずつ連結で、まさに往年の特急列車そのもの。
結果、昼行列車で食堂車連結は、このおおとりと共通運用の一部のオホーツクが最後。
この後4年後の1986年には本当に上記のみとなり、おおとりの食堂車に乗る機会を
作ってカニ飯を食べたのであるが、その時は車内の撮影を全く行わなかったのが残念。
フィルム代などが優先、駅弁すら高価、駅そばやホカホカ弁当などが贔屓の自分には、
食堂車のカニ飯は高価であったため、キシ80はただ一度だけの経験になってしまった。
今でもカニ飯を食べるとき、たまに当時のおおとりの食堂車を思い出すこともあるが、
それも40年近く前のことになってしまっている。
参考:JTB時刻表、1982/09