一睡の夢:国鉄末期の12年

40年ほど前の国鉄時代の記録

道北道東の特急列車 81-10(おおとり)

1986/03/10 石北線 中越/上越(信)、3028D(おおとり)函館行

 今回は、石北線中越で下車の後、上越信号場方面へ歩いて20分程度の場所から。

本当に山中であり、かつてはともかく、降りた時は人の気配が全く感じられない状態。

まだ普通列車は1日1往復になる前であり、列車を利用しての撮影が可能であった。

 

 石北線もこの中越を含む山間部は閑散区間で、石勝線と似た状態になりつつある?

集落が、開通前に消滅したか、開通したときはともかく最近は事実上消滅レベルとか。

北海道の鉄道の厳しい現実が、そのまま浮かび上がってくるように思えてしまう。

 

 

 この上りおおとりの撮影は後追い。遠軽/札幌間は、2両の附属編成は下り後ろ側。

手前の木の枝が少し邪魔、撮る位置をもう少しずらせばよかった。それでも冬のため、

まだ列車が隠れる程度がひどくなくてよかった。

 

 

  参考:JTB時刻表、1986/03