飯田線の旧三信鉄道区間、山中の閑散区間をいく2両編成の区間運転下り253M。
今回はちょうど橋の真ん中で収めた状態であるが、2両なら収まってしまう長さ。
本数は多くは無いが、4両より2両の方が好ましいと勝手に思ってしまっていた。
川の流れの音だけが少し聞こえる静かな中、ゆっくりと走行の電車が遠くで見える。
ちなみに、構えた位置は、為栗駅前の天竜川を渡る橋の上から、になったと記憶。
クモハ54133の運転席側2位4位側が、止まっての撮影画像が見つからずで代用。
旧40系の座席をロングシートからセミクロスシート改造車で、数量的には多かった。
上りき奇数向きは6両であるが、行先表示板枠が窓上は54131と54133の2両になる。
運転席側の正面窓下、テールランプの上に、小通風機塞ぎ跡があるため54133となる。
クモハ54133←60105(1941年製)
正面助手席側の木枠窓で、窓上の木枠が大きい方が54133、であるため区別可能。
なお、窓下の組枠が大きい方が54131になる。詳細は、6(68410/54111)参照。
クハ68409←68064←55015(1932年製)
クハ68409も同じく旧40系の改造車。トイレ増設。奇数番号であるが下り偶数向き。
旧40系改造のクハ68の区別詳細は、19(43015/68414)参照。
参考:旧型国電車両台帳、国鉄電車の歩み(30系から80系まで)、
国鉄電車ガイドブック 旧性能電車(上)、飯田線の旧型国電 増補版
時刻表 1981/12、他