一睡の夢:国鉄末期の12年

40年ほど前の国鉄時代の記録

飯田線旧型国電最後の力走7(54117/68408)

1982/03/09 飯田線 千代/天竜峡、625M 天竜峡行、クモハ54117/クハ68408

 駅前とは思えない千代駅から登り路を行き、少しそれていくと見渡せる場所がある。

午前中しばらく留まるが、山間閑散区間であるのに急行や貨物含め意外と列車が通る。

おなじみ2両の625Mは、クモハ54とクハ68の数量的には主力車両、轟音とともに通過。

そして、静寂が訪れることの繰り返し。天気が良い日になってきたようだ。

 

1978/08/10 飯田線 出馬、クモハ54117

 これは1978年の半数置換直前の状態、1983年と比較でも大きな更新等はなさそう。

1983/07/23 飯田線 中部天竜機関支区、クモハ54117、留置中

 クモハ54117←60090(1941年製)

奇数向きのクモハ54100~(旧40系改造車)で、戸袋窓がHゴム改造は54117のみ。

床下であるが、抵抗器/電気側が運転席側で確認ができるため、奇数設計にみえる。

 

1982/03/11 飯田線 伊那市、クハ68408

1983/04/09 飯田線 辰野、クハ68408、中央客ドアも1枚ガラス(反射の影響?)

 クハ68408←68054←55132←68018(1938年製)

クハ68で旧51系(客ドア間に窓が6個)は7両、042はトイレ無しで非該当。

6両中、側面行先表示板受けが窓下中央で、通風機7個は2両あり、408と410になる。

正面運転席窓助手席窓下に手摺がある、トイレ窓に通風機あるため、408で区別可能。

クハ68400~、クハ68024(旧51系)

クハ68400~、クハ68042(旧51系)

上記はあくまで最末期1980~1983年頃であり、また抜けている点もあり得ます。

自分の勝手な理解と判断によります。間違いがあれば、大変申し訳ございません。

上記を御理解の上でご参考です。(保証等はできない状況です。)

なお用語は正式な名称等ではありません

 

 参考:旧型国電車両台帳、国鉄電車の歩み(30系から80系まで)、

    国鉄電車ガイドブック 旧性能電車(上)、飯田線の旧型国電 増補版

    時刻表 1981/12、他

 

 

 1978年のネガカラーの再現:yasuo_ssi 様御好意による復元が4コマ目にあります。

詳細は、yasuo_ssi 様コメント他、参照になります。ありがとうございました。

復元についても、もう少しレベルを上げなくてはならないと実感しました。

1978/08/10 飯田線 出馬、クモハ54117,スキャン後の生画像
黄色の変色が目立つ

同、jpgの彩度/暖かさ/濃淡、の若干の調整後(本文中の画像です)
若干は補正されたが、あくまで気持ち程度の改善

同、彩度/暖かさ/濃淡、をかなり頑張ったレベルで行なった場合
少々無理やりで補正のやり過ぎでしょうか

yasuo_ssi 様御好意による復元
上記に比べ、彩度も色相も大幅改善を実感、すばらしいです