一睡の夢:国鉄末期の12年

40年ほど前の国鉄時代の記録

飯田線旧型国電最後の力走16-4(56012/61005)

1982/11/27 飯田線 川路、228M 天竜峡行、 クハユニ56012/クモハ61005

 飯田線川路駅を、今まさに出発するクハユニ56012/クモハ61005の2両編成。

川路はこののち線路ごと移設になったため、旧駅舎は取り壊しになったそうだ。

その木造駅舎をバックにして、ようやくクハユニの2両編成を撮ることが出来た。

この228Mは撮影条件が一番良い。休日運休であるが当時土曜は運転でよかった。

1982/11/27 飯田線 天竜峡/川路、228M 天竜峡行、 クハユニ56012/クモハ61005

 少し動き出した状態、床下が隠れてしまった。天竜峡着後は15時過ぎまで昼寝。

 

 当時の飯田線91~96運用で使用されたクハユニ+クモハであるが、2両単独は以下。

    91:256M、飯田2213→2335平岡

    92:220M、平岡443→526天竜峡

      237M天竜峡647→757伊那大島(休日運休)

      228M伊那大島805→926天竜峡(休日運休)

  なお参考であるが、2両の上り側にクモニ増結の3両は以下のみ

    95:1227M、飯田2043→2309辰野

    96:1222M、辰野447→708飯田、時刻表1983/03から

   上記が、クハユニに連結のクモハが下り側正面に出る列車すべてになる。

 

 256M/1222Mは夜間、220Mは早朝で困難、2両編成なら237M/228Mが撮影対象。

3両編成を狙うなら1222Mの飯田までに限定。なお237/228Mは休日運休に注意。

金夜新宿発の中央線の夜行に乗り、土曜早朝に辰野で下車、1222Mに乗換で乗車。

飯田駅で、1222M(クモニ+96運用)と237M(92運用単独)が撮影可能。

 当日は1222Mは7:07着、最後部の51200と、増結の53001を撮影、連結後7:21発車。

さらに交換の7:20着237Mの56012/61005を7:30発まで撮影、とにかく慌ただしい。

1982/11/27 飯田線 飯田、237M 伊那大島行、 クハユニ56012/クモハ61005

 光線の状態は良くないが、BWで撮って237M発車を見送る。ここでようやく一息。

その後7:53発223Mで天竜峡へ、歩きながら川路まで1224M80系、245M4両を撮影。

そしてクハユニの2両編成の228Mは、川路駅近傍で、9:22発として撮ることになった。

これが川路駅近傍の撮影で、最初にあげた画像になる。

 

 42年前の、朝の飯田線飯田から天竜峡/川路の撮影を思い出します。

 

  参考:旧型国電車両台帳、国鉄電車の歩み(30系から80系まで)、

     国鉄電車ガイドブック 旧性能電車(上)、飯田線の旧型国電 増補版

     時刻表 1982/09、1983/03他