春先の夕方、伊那松島機関区を回送出庫して、夕方の伊那福岡行246M運用に入る。
低い夕方の陽の色を反映している感じ? 晴れていて、遠くの山々も良く見える。
クハユニ56004はクモハ61と連結、後ろはクモハ53007とトイレ無しのクハ68042。
2ドアのクロスシート車と、3ドアのロングシート車が特に区別なく使用されていて、
車両特性をあまり考慮していないのか、当時は違和感をおぼえていた。
クハユニ56004←67005(1939年製)
側面で行先表示板枠が、クハユニ56004のみ中央客ドアの右側の窓上にある。
そのため区別は可能。ただしこれを使用で行先表示板がある画像は見つからなかった。
ノーシールノーヘッダー車のため、行先表示板枠の上部と下部で色が異なっている。
正面は、助手席窓と中央窓の下面木枠も同じ大きさ、運転席窓上に通風器塞ぎ跡あり。
これで区別も可能。
1975年は運転席側窓も木枠、その後に他のクハユニ同様にHゴム化されていた。
参考:旧型国電車両台帳、国鉄電車の歩み(30系から80系まで)、
国鉄電車ガイドブック 旧性能電車(上)、飯田線の旧型国電 増補版
時刻表 1981/12、他