先頭のクハユニ56012は94運用の表示。1221→1228Mで豊橋→辰野→豊橋を往復。
長距離運用にはいっていたが、後ろの2両も終日連結したまま同じく運用される。
クモハ53000とクモハ53001が向かい合って連結の場合、パンタグラフも隣になる。
旧型国電の場合、先頭のクモハの運転室側にパンタグラフがくるイメージが強い。
そのため、4両編成でパンタグラフが中間に2個隣り合わせで並ぶ姿は微妙に感じる。
2両単位でそれぞれ独立に運用されれば、当然このような運用は普通にあり得る。
東京地区でも、クモハ73の奇数向き偶数向き(600番台偶数車を除く)が配置なら、
基本編成と附属編成の連結でパンタグラフが並ぶ例は、南武線や横浜線で見たはず。
そのため頭では理解でも、特に4両編成では個人的に少々違和感が残ってしまった。
ちなみに、1978年の半数置換前の豊橋機関区41~44運用では、以下の様になる。
豊橋:クハユニ56+クモハ50(下り向き)+クモハ54(下り向き)
よって、クモハ50とクモハ54のパンタグラフが、基本編成内で隣に来てしまう。
この編成が4本あり、これ以外はクハユニ56+クモハ42+クモハ42等があった。
以下は旧42系の最末期まで残っていた車両の区別の例になります。(ご参考)
参考:旧型国電車両台帳、国鉄電車の歩み(30系から80系まで)、
国鉄電車ガイドブック 旧性能電車(上)、飯田線の旧型国電 増補版
時刻表 1983/03、他