朝の下りの623Mは2両編成で、豊橋から天竜峡まで走行、頻繁に被写体となっていた。
上記のクハ68とクモハ54については、末期の飯田線での最大勢力、形態もさまざま。
今回の2両は、もとは旧40系で客ドアの間に大きさが同じ窓が5個ならぶのが特徴。
クハは初期の平妻、クモハは半流、ロングシートからセミクロスシートに改造された。
クハ68418←68066←55016(1932年製)
末期の同型車は、クハ55409と418があった。409も含めてどちらも下り偶数向き。
418は、客ドア戸袋窓がHゴム、正面の運転席窓助手席窓どちらもHゴムで区別が可能。
クモハ54125←60094(1941年 )
クモハ54125の同型車は多いが、1978年半数置換以降の末期では、上り奇数向きで、
かつ正面の窓について、助手席側が角無し枠、運転席側がHゴム、他で区別できそう。
参考:旧型国電車両台帳、国鉄電車の歩み(30系から80系まで)、
国鉄電車ガイドブック 旧性能電車(上)、飯田線の旧型国電 増補版
時刻表1982年9月、他