今回は、14系客車の302レ急行宗谷から。前回の真夏とは逆に冬の撮影になる。
真夏は熊笹をかき分け虫に注意であったが、今回は雪と寒さ対策が最重要となった。
場所は、真夏に急行礼文を撮影した地点。(前回のDC宗谷撮影の少し奥になる)
今回は、膝下まで埋もれた雪をかき分けて、機材を背負ったまま小高い丘に登る。
既に夏に2回来ていたため、自分が先頭になり冬でも迷うことなく来ることが出来た。
友人の助言を得て、当時とにかく寒さ嫌いであった自分は冬山登山に近い装備を準備。
半信半疑であったが、実際にスパッツやオーバーグローブなどは極めて有用であった。
天気はお世辞にも良いとは言えず、時々横殴りの強風と吹雪が交互にやって来る。
しばらくして、雪が止んだその時に急行宗谷がやってきた。最初は雪を噴き上げる。
やがてその姿をあらわして、雪中を進んでいく。激寒に耐えてよかったと思える一瞬。
元のコダクロームKRの画像は、どうも雪原が青に偏る感じになり、そのためRを少し
上げてBを落とす処置を実施。前回の夏の画像と同じ手法。加減がとても難しいです。
別途で、Bを落とさずGをあげても見てみたいと思います。
参考:JTB時刻表 1986/03