一睡の夢:国鉄末期の12年

40年ほど前の国鉄時代の記録

道北の急行列車 13-3(急行 宗谷)

1985/03/25 宗谷線 蘭留、302列車(上り急行宗谷)札幌行

 

 蘭留で普通321列車(旭川稚内行)と交換の、上り急行宗谷の通過になる。

14系客車6両、手前の上り2両はB寝台車の座席車で、後ろの4両は座席車となっている。

下り利尻の折り返しがこの上り宗谷になるため、上り側に寝台車が2両連結である。

同じ理由で、下り天北の折り返しが上り利尻になるため、昼行でも寝台車連結も同じ。

従って、下り宗谷と上り天北は座席車のみの編成となり、通常は6両での運転となる。

14系客車の急行宗谷と急行天北は、上り下りで編成が異なる点に注意。

 

 正面の奥に線路を超える橋が少し見えるが、そこからは走行中の列車がよく見える。

普通324列車(稚内旭川行)と下り急行天北を目的にして、この後に歩き始める。

この日は雪ではなかったが、それでも寒い。東京の3月下旬とは全く別世界であった。

 

 

 参考:JTB時刻表 1985/03