日中に平岡/飯田間には、83運用(625M)と85運用(238M/253M)の2両編成運用がある。
この日はどちらも2ドア車が入っていた。83運用は前々回のクモハ53001/クハ68404。
そして今回85運用の238M には、クハ47069/クモハ54110の編成が使用されていた。
同じ2ドア車でも、旧32系のクハ47069は狭窓がさらに多く、それが連続している。
特に運転助手席側1位3位側からでは、ドアが2個所とも2枚ガラスのため見た目も壮観。
クハ47069の正面。なお、大元は1930年製のサハ48015であり、運転室増設が実施。
しかし見た目は元からのクハ47ととてもよく似ていた。サハ48からの改造車の場合は、
正面増設運転室のリベットは、少ない場合が多い様であるが、今回のクハ47069は、
多数のリベットが確認されていた。
参考:旧型国電車両台帳
国鉄電車の歩み(30系から80系まで)、
国鉄電車ガイドブック 旧性能電車(上)
時刻表 1983/03、他