飯田線旧型国電最終運転3回目、今回のヘッドマークは1回目2回目とは別であった。
雨がかなり降る中、どうも露出を間違えた撮影でお見苦しい限り、復元も実施で提示。
しかし、3回とも「ゲタ電」という、今では死語となった用語が使われていた。
戦前から東京の電車区間で、外出の時に履く下駄の感覚で利用していたという意味で
使われたと上の人から言われた記憶。それだけ庶民の足として利用されたのであろう。
ただし戦後のクモハ73モハ72まではよくゲタ電と言われたが、101系以降については、
そのような言い方をされた記憶は無い。従って、旧型国電の代名詞の感覚になる。
ちなみに、中央東線のモハ72850などは「山ゲタ」とかいうこともあった記憶あり。
当日は結構な雨。走行撮影自体は強行したが、撮影画像はどう見ても成功とは
言い難い。とりあえずご参照。最後部でもヘッドライト点灯のサービス?
今回(最終運転3回目)で飯田線の旧型電車の営業運転は終了、さすがに今回は、
心を打たれるものがありました。
参考:旧型国電車両台帳
国鉄電車の歩み(30系から80系まで)、
国鉄電車ガイドブック 旧性能電車(上)
時刻表 1983/07、他