今回は14系急行宗谷から。テールマークが見えて編成が入っているのは、1枚のみ。
雪煙のため画像修正を実施、当時の4角のテールマークの雰囲気が出ますでしょうか?
これは後追いの撮影になる。
3月の北海道は十分に真冬そのもの、この日は雪中を高速走行の列車の撮影を想定。
雪煙をあげて迫って来るDD51と14系客車の上り急行宗谷を、そのまま狙って構える。
場所は函館線伊納駅の下りホーム端から。曇ったが、雪中行軍の雰囲気は出ていた。
そして通過後に振り返っての撮影が次の画像、雪煙で視界が少々厳しくなっていた。
ちなみに、この下の画像を拡大したものが、冒頭の画像になる。
しかしこのような画像が、北海道では駅構内の撮影でも可能であるという点が凄い。
駅のそばの撮影ではなく駅の中での撮影。北海道恐るべし、とでも言えるでしょうか。
来た列車を順にとりあえず撮影になるが、通過後はしばらくの静寂が続くことになる。
そして、3月でも寒さは別格。駅中撮影でも軽装は全くお薦めできない状態であった。
伊納は当時でも超閑散駅。停車する普通は2~4時間に1本しか来ないことを覚悟。
山中の駅の伊納はその後廃駅となってしまい、いまでは気軽に行くことすら困難。
今から38年前になります。
参考:JTB時刻表 1986/03