一睡の夢:国鉄末期の12年

40年ほど前の国鉄時代の記録

三池鉄道電気機関車 5-9(構内機関車No6)

1983/03/22 三池鉄道 三池港、構内機関車No6

 手前が①、左奥が③と読めるため、仮にこちら側を第1エンドとして想定?

 

1983/03/22 三池鉄道 三池港、構内機関車No6

 今回は、三池鉄道機関車のうちの構内機関車No6。超小型の電気機関車に見える。

ここでは構内機関車と称させていただく。以下資料には本線等には出ない記載あり。

 資料は鉄道ピクトリアル434、P30~、在籍車両主要諸元他から同様に以下抜粋。

 

  構内機関車No.6:1908製、アメリカ・ゼネラル・エレクトリック

    長さ4923㎜、15トン車グループ(15トン)、60kW

 

 見かけではとにかく小型で運転室も低くドアが見当たらない。(窓から出入りらしい)

出力も60kWと、超小出力。構内での一部の運転に特化していると思えた。

 

 1983年の訪問では事前に見学申請をしていたため、奥の方まである程度案内して

いただいた記憶。その時に撮影が出来たようである。専用線の特殊車両まで考えると、

自分が全く知らない車両が次々に出現するのは、底なし沼の表面を少し触った感触?

恐れ入りました、としか言いようがない。

 

 

  参考:三池炭鉱鉄道関係

      鉄道ピクトリアル434(私鉄の電気機関車

        ◇P30~:三井石炭鉱業(株)専用鉄道