今回は、三池鉄道機関車No8から。見た目は前回のNo5と同じと感じていた。
No.8:1915年製、三菱重工製
長さ6810㎜、20トン車グループ(22トン) ※以下参考資料から
3回ほど三池鉄道に撮影に行ってはいたが、No8は本線運転での撮影はゼロであった。
1983年の3回目は事前に時間含めて撮影許可を申請していたためか、立会案内の
方がいて、その方の指示でありがたいことに少し奥の方まで撮影ができたような記憶。
その時にたまたまNo8機関車の撮影を行なうことができた。
以下参考資料によると、炭鉱等の事情で架線がない区間でも走行を可能にするため、
三池鉄道20トン車(No1~No16、NO31,NO51)のうちから以下改造車あり。
No9/10/11/12/14は、電源車(バッテリー車)連結用に改造
No3/4/7/8は、リール台車(巻いた電源ケーブルを装備)連結用に改造
との記載。そのため三池鉄道の本線運用ではなく、三池港内の架線がない区間での
使用が基本であったと思われる。
(ただし、リール台車はケーブル切断等の事故多発のため使用は減ったそうである。)
参考:三池炭鉱鉄道関係
鉄道ピクトリアル434(私鉄の電気機関車)
◇P30~:三井石炭鉱業(株)専用鉄道