今回は三池鉄道機関車No31から。基本的には他の20トン車と似た点が多く見える。
資料は、鉄道ピクトリアル434、P31、在籍車両主要諸元他から同様に以下抜粋。
No.31:1923製の15トン車を1952年に20トン車に改造(三井三池製作所)
長さ5950㎜、20トン車グループ(20トン)
幅は2440㎜ ※No1~No16は幅が2740㎜
このNo31は、正面から見て、運転室のドア部分はボンネットと同じ幅、少し幅が狭い。
No31機関車の後ろにもう1台20トン電気機関車がいることがわかる。ただしNoは不明。
上の画像から、少なくともボンネットの先の運転室ドア部分の幅が狭いことがわかる。
そのため判別は比較的容易と思われる。なお若干ボンネットが低いように見える?
2枚目の画像は、客車牽引の先頭に立つNo31。後ろの客車ホハ202と比べて、車体幅
が狭いことがわかる。ただ出力は同じく186kWで、他の20トン車と同じであるためか、
客車牽引に共通で使用されていたようである。
参考:三池炭鉱鉄道関係
鉄道ピクトリアル434(私鉄の電気機関車)
◇P30~:三井石炭鉱業(株)専用鉄道