今回は、有田鉄道キハ250から。少し前の湘南気動車 4-2と4-3(キハユニ16 10)の
藤並での撮影前に寄った有田鉄道金屋口に、キハ250は廃車留置状態で存在していた。
まさに湘南気動車そのものであるが、側面がバス窓ではなくキハユニ15 3と似た形状。
シールヘッダーありで1段上昇窓は、キハ44000~44003までの初期の4両を想像する。
よくこのような車両が残っていたものと感心。ただ見た目は現役復帰は無さそうな姿。
車内は想定外のロングシート。短い距離のため、そうかなと思ったが、以下の資料
(私鉄車両めぐり関西P64)によると、ロングシート改造を受けた記載あり。
キハ250(1954年製)液体式、山鹿温泉鉄道の注文流れ品
1963年にロングシート改造
有田鉄道では、富士急から移譲のキハ58001/58002/58003が運用されており、特に
両側運転室のキハ58003が、キハ58似であるが国鉄にはない特徴があり興味深かった。
また金屋口にキハ07が2両留置、正直これが現役で稼働している姿も見たかった思い。
現役車両もそうであるが、それ以上に留置車両もとても興味がある状況であった。
当時は撮影許可も比較的簡単におろしていただき、とてもありがたかったです。
なおカラーネガの劣化でGIMP平滑化を実施(yasuo_ssi 様ブログ参照ください)
参考:鉄道ピクトリアル アーカーイブセレクション19
私鉄車両めぐり関西(P19/P61~P67)
鉄道ピクトリアル331(P76~P77/P85~P88)
yasuo_ssi 様ブログ
2024-03-07 GIMP[平滑化]コマンドを使った緑色変色フィルムの補正、他