一睡の夢:国鉄末期の12年

40年ほど前の国鉄時代の記録

湘南気動車 21(有田鉄道 キハ250)

1977/08 有田鉄道 金屋口、キハ250

 今回は、有田鉄道キハ250から。少し前の湘南気動車 4-2と4-3(キハユニ16 10)の

藤並での撮影前に寄った有田鉄道金屋口に、キハ250は廃車留置状態で存在していた。

まさに湘南気動車そのものであるが、側面がバス窓ではなくキハユニ15 3と似た形状。

シールヘッダーありで1段上昇窓は、キハ44000~44003までの初期の4両を想像する。

よくこのような車両が残っていたものと感心。ただ見た目は現役復帰は無さそうな姿。

 

1977/08 有田鉄道 金屋口、キハ250

1977/08 有田鉄道 金屋口、キハ250

1977/08 有田鉄道 金屋口、キハ250(車内)

 車内は想定外のロングシート。短い距離のため、そうかなと思ったが、以下の資料

(私鉄車両めぐり関西P64)によると、ロングシート改造を受けた記載あり。

 

  キハ250(1954年製)液体式、山鹿温泉鉄道の注文流れ品

    1963年にロングシート改造

 

 有田鉄道では、富士急から移譲のキハ58001/58002/58003が運用されており、特に

両側運転室のキハ58003が、キハ58似であるが国鉄にはない特徴があり興味深かった。

また金屋口にキハ07が2両留置、正直これが現役で稼働している姿も見たかった思い。

現役車両もそうであるが、それ以上に留置車両もとても興味がある状況であった。

当時は撮影許可も比較的簡単におろしていただき、とてもありがたかったです。

 

 なおカラーネガの劣化でGIMP平滑化を実施(yasuo_ssi 様ブログ参照ください)

 

 

  参考:鉄道ピクトリアル アーカーイブセレクション19

       私鉄車両めぐり関西(P19/P61~P67)

     鉄道ピクトリアル331(P76~P77/P85~P88)

 

     yasuo_ssi 様ブログ

      2024-03-07 GIMP[平滑化]コマンドを使った緑色変色フィルムの補正、他