一睡の夢:国鉄末期の12年

40年ほど前の国鉄時代の記録

有田鉄道 クラウンバス 99(番外)

1977/08 有田鉄道 金屋口、クラウンバス、上修理川行発車前
正面には、行先表示板あり

 今回は、鉄道写真ではありません。よって湘南気動車以前に、完全な番外扱いです。

 

 有田鉄道では、両側運転室があるキハ58003が稼働。金屋口では、湘南気動車

シールヘッダーがあるキハ250、そしてキハ07など、興味津々な車両を撮影していた。

そして金屋口で撮影が終わって戻って来た時に、今回の上記画像の自動車に遭遇。

誰ともなく口にしてしまう。「これはバスかな」「定員は何名?立席はダメだよね」

そういえば誰かが、以下資料を事前に読んでいたことを言っていたのを思い出した。

ただ鉄道関係ではなかったため、自分はどうも忘れてしまっていたようだ。

 

 いくら超閑散のバス路線とは言え、これでは多客時の対応ができないではないか?

疑問が次々に出てくる。そんなことを考えて言い合っているうちに、乗務員が到着。

恐る恐る聞いてみたら、やはり「バスとして運行のため時刻表があります」だそう。

以下資料P87によると、朝夕の1往復ずつ上修理川まで運行、との記述がみられる。

もう一つの最大の疑問には、「顔見知りしか乗らないから、満員の心配はないです」

正確な記述ではないが、そのような会話を乗務員さんと行なったおぼろげな記憶。

2台目を出すか、小型バスにするか、等の対応を仮に想定していたが、想定外の答え。

顔見知り、満員にはならない、とはマジですか、いや、本当に恐れ入りました。

 

 バスの世界も、とことん突き詰めて探索してみれば、その奥は本当に底なし沼状態。

ただそれを自分がよく知らないだけ。これはきっとどこの世界でも同じなのであろう。

今回紀勢線関係で黙って皆と一緒に行ったから、その上辺を少し知ることが出来た。

怪しい鉄道車両だけではなく、絵にかいたような超小型バスまで見ることが出来た。

自分の観点というか立場がある程度固まったら、それを突き進むのも良いが、たまには

自分の知らない世界へ、誰か知っている人と行くのも悪いことではないかもしれない。

新鮮な体験から、新しい観点に基づく斬新な発想が出てくるかもしれず、それは自分の

殻を破った新しい世界への入り口になることも、うまく行けばではあるが可能性として

はあり得ると思われる。

 

 47年前の撮影画像を見て、勝手な妄想になるが色々思うところが出てきてしまった。

それを差し置いて、出来れば上記の「バス」に乗ってみたい衝動がわいてきてしまう。

しかし、実際には顔見知りではない一見さんの乗車希望は、本当に乗車する方の迷惑?

そう考えると、かなり複雑な気持ちになってしまった。

 

 

  参考: 鉄道ピクトリアル331(1977/03)(P77/P87)

     画像はGIMP平滑化を実施です(以下参考)

   yasuo_ssi 様ブログ

    2024-03-07 GIMP[平滑化]コマンドを使った緑色変色フィルムの補正、他