今回は、飯田線七久保の北側、曲線で編成の下り側にも陽が当たるような場所。
晴れて中央アルプスの山々の残雪がよく見える。初夏の晴れた一日の画像である。
どちらも手前3両編成に、上り一番左奥に1両クハを追加しているが、中身は別物。
上段伊那4号は、上り側から、クハ165奇数+クモハ165/モハ164/クハ165偶数向き。
下段天竜2号は、上り側から、クハ165偶数+クハ165偶数/モハ164/クモハ165となる。
方向自体が逆で、所属も大垣電車区(豊橋から)と松本運転所(辰野から)で別。
モハ164のパンタグラフの向きが異なっている点からも、違いが容易に判明される。
当時カラーは、発色性でコダクロームKRを多用。耐久性もとてもよいと聞いて居た。
ポジカラーのコダクロームKRであるが、上段のコマが少し緑ががり、少し補正を実施。
どうもこの時コダクロ―ムKRの1本36コマだけ緑に劣化?らしい。困ったモノである。
バラつきか保存性か、ネガカラーよりは良いようであるが劣化自体はあるようである。
参考:時刻表 1983/03