一睡の夢:国鉄末期の12年

40年ほど前の国鉄時代の記録

飯田線165系快速(天竜) 82-8

1983/08/06 飯田線 伊那本郷/飯島、3525M 快速(天竜5号)、長野行

 旧型国電最終運転2回目、その撮影の後に来た165系快速は、クハ2両連結の編成。

本来は珍しいはずのクハ165が2両続く編成は、飯田線では見慣れたモノとなっていた。

 

 飯田線の旧型国電一般運用は、1983年6月末までで、その後7月にダイヤ改正実施。

大きなダイヤ改正で、車両置換もあるが、急行電車の廃止や縮小が大きな点になる。

  ・急行伊那4往復は、快速2往復になり区間短縮、東海道線直通は廃止。

  ・急行天竜は、松本~(小野経由)飯田線内は快速に変更、3往復は維持。

この時点では、急行こまがねは、部分的な変更はあったが3往復とも継続されていた。

しかし1982年の中央道全線開通による影響は大きく、経年で乗入急行電車は残念ながら

縮小化に進んでいってしまった。

 

飯田線急行1983年7月5日改正、下り

 

飯田線急行1983年7月5日改正、上り

 

  参考:時刻表 1983/07