旧型国電最終運転2回目、その撮影の後に来た165系快速は、クハ2両連結の編成。
本来は珍しいはずのクハ165が2両続く編成は、飯田線では見慣れたモノとなっていた。
飯田線の旧型国電一般運用は、1983年6月末までで、その後7月にダイヤ改正実施。
大きなダイヤ改正で、車両置換もあるが、急行電車の廃止や縮小が大きな点になる。
・急行伊那4往復は、快速2往復になり区間短縮、東海道線直通は廃止。
・急行天竜は、松本~(小野経由)飯田線内は快速に変更、3往復は維持。
この時点では、急行こまがねは、部分的な変更はあったが3往復とも継続されていた。
しかし1982年の中央道全線開通による影響は大きく、経年で乗入急行電車は残念ながら
縮小化に進んでいってしまった。
参考:時刻表 1983/07