今回は伊那松島/沢から、旧型国電の撮影で何回も構えた場所で、貨物列車も通る。
上の画像のような有蓋貨車ももちろんあったが、メインは以下のタンク車と思われる。
タンク車4両に車掌車連結の上り貨物278列車。タンク車は3~4両が多かったと記憶。
こちらもタンク車連結、このタイプのタンク車が一番多かったように思える。
夕方の上り貨物5292列車、陽の高さが低く影が長い。よく見ると車掌車の連結無し。
飯田線の貨物で機関車単機回送以外では、車掌車がない貨物はこの1回だけであった。
それにしても旧型国電の時とは異なり、ED62の貨物列車は、来たモノを撮っただけ。
予備調査も含めて一切なしで、事前に得た情報はコピーした飯田線の列車ダイヤのみ。
それでも貨物列車の運転頻度は、飯田線のような支線でもそれなりに低くはなかった。
今では想像困難な「国鉄の全国的な貨物輸送」が、当時は機能していたことになる。
日本国有鉄道の貨物輸送の世界、それはJR貨物とは別の世界のように感じてしまった。