今回は、飯田線伊那本郷の北側から。上り貨物278列車は、ED62+車掌車が1両。
ここも線路が大きく曲がっているため、速度を落としゆっくりと進んでいってくれる。
連休中のために実質貨物無し、となった可能性?おなじみの編成になってしまった。
こちらは飯田線旧型国電最終運転の2回目の合間の撮影。7月の大規模ダイヤ改正後。
列車番号は不明。ダンク車3両で、これは北部では比較的よく見た編成になっていた。
貨車は多くが黒であり、機関車も直流電機は濃い青系、そのため明度は高くはない。
横須賀色の旧型国電や湘南色の80系の撮影ではあまり意識しなかったが、貨物列車は、
どうも暗くなることに気が付く。これがもしSL牽引の黒の貨物や茶色の客車の場合、
撮影時の露出が結構簡単ではないのではないかと思う。雪中の撮影など、適正露出は
どうなるのであろう?貨物撮影の方はまだ当然かもしれないが、SL乗遅れ組の自分は、
この辺りの撮影の困難さにまだ意識が行っていなかった。気が付いたのは、雪中の
北海道での旧型客車撮影時である。ただ先頭はDD51のためまだ自分は恵まれていた。
真っ黒のSL撮影を経験された方は、露出に相当苦労されたのではなかろうか?
妄想ではあるが、こんなことも考えてしまっていた。