前回と同じく、門司到着で折返す841レ/840レの下り側に連結のオハフ41 203から。
前回のオハフ41 201と同様の形状/履歴になる。なおトイレ/洗面所の窓形状が異なる。
この車両は、営業運転終了後に事業用車に再改造されていた。
オハフ41 203(1979年改造)←スハフ42 278(1954年製)
→オヤ62 11へ再改造(1984年)、廃車は1987年
※鉄道ピクトリアル719(スハ43系Ⅱ)、P72/P76/P77
※鉄道ピクトリアル785(50系客車)、P16
なお、上記資料から、未撮影のオハフ41 202は、スハフ42 41の改造車になる。
上記3両であるが、トイレ/洗面所の窓、ドア形状等で違いあり。詳細は以下参照。
ただしオハフ41 202は、自分では未撮影である。
鉄道ピクトリアル719(スハ43系Ⅱ)、P37に反対側の画像あり。こちら側(西側)
の画像は、文献資料探索中。
これらのオハフ41は下関運転所の所属で、50系客車に併結で使用されていた。
実際の使用運用は、以下を参照。
オハフ41は基本的に、広附属53運用で使用、赤字が今回撮影できた列車になる。
ただし単純に下関/門司地区の朝の対応だけでもなさそうで、824列車の~長門市着
までの区間の増結も考慮であった可能性。
驚くことは、さらに広付属51運用について。下関運転所には50系客車の配置が多く、
一般の営業用の旧型客車は、オハフ41が3両とオハ46 696の計4両のみしか配属がない。
このオハ46の専用運用で、長門市付近の朝の多客時対応で付属51があったようである。
なお825列車の詳細確認では、国鉄客車ガイド(1983/07/20)P92~P95によると、
機関車/オハ46 696/オハフ41(MR管改造)/福米1(オハニ50)/広53(50系4両)。
ということは、オハ46 696にもMR管対応の改造が実施された、という事でしょうか?
ご存じの方居られましたらご教示お願いしたいところであります。なお上記資料から、
631列車/824列車以外は全部50系と併結のため、改造は要と思われます。
参考:JTB時刻表1983/03
鉄道ピクトリアル718/719(スハ43系Ⅰ/Ⅱ)
鉄道ピクトリアル785/1029(50系客車)
国鉄客車ガイド(JRR、1983/07/20)