失敗画像から強引に復元
今回は、山陰線115系から。1982年の伯備線電化と同時に、山陰線の一部の区間、
伯耆大山~知井宮(西出雲)間が電化された。同時に115系が普通電車として営業運転
開始。当初は6両編成も、1985~1986年頃は3両に短縮となった。
なお、米子~出雲市/知井宮間の普通電車の本数は少なく、4往復のみ。
※JTB時刻表1986/08から抜粋
※運用は、鉄道ピクトリアル910、P60に1982年電化当初の運用あり
基本この運用の踏襲と推定
知井宮605→(280M)→752米子806→(281M)→940知井宮
知井宮1017→(282M)→1142米子1203→(283M)→1332知井宮
知井宮1337→(284M)→1452米子1503→(285M)→1611出雲市
出雲市1619→(286M)→1800米子
米子2221→(287M)→2336知井宮
最初の画像は、出雲市でおき4号と並んだ湘南色の115系。失敗撮影画像を強引に復元
したため、色で違和感ありの画像となっってしまった。なおクモハ115-1504は中間車の
運転室設置改造車になる。
クモハ115-1504(1983年改造)←モハ115-1039(1978年製)*
次の画像以降は、三鷹から転属の横須賀色の115系になる。山陰線の米子から出雲市
あるいは知井宮までの区間での115系は、当時湘南色でも運転本数は少なく、さらに
横須賀色は違和感ばかりと思ってしまった。
クモハ115-301(1975年製)* クハ115-348 (1975年製)*
最後はその20年後、3両編成はさらに2両編成にまで短縮されていた。この2両は
元々中間車であったが、最初に上り側はクモハ115として運転を追加工事実施となり、
さらに後年に下り側はクモハ114として簡易的に運転室を追加。平面的な正面の姿が
特に違和感大であった。
クモハ115-1515(1983年改造)←モハ115-1101(1980年製)*
クモハ114-1173(2001年改造)←モハ114-1173(1980年製)*
参考:JTB時刻表1986/08、1985/03
*鉄道ピクトリアル910/911(115系電車Ⅰ/Ⅱ)付録CD履歴から