一睡の夢:国鉄末期の12年

40年ほど前の国鉄時代の記録

大糸線 旧型国電 25:クモハ60114/クモハ60066

1980/10/10 大糸線 梓橋/一日市場、230M 松本行

右手前:クモハ60114/クハ68001

+クモハ60066/サハ57401/クモハ51025/クハ68011+クモハ40077:左手奥

 

 今回はクモハ60114とクモハ60066から。客ドア間に窓が5個ある旧40系で、車内はロングシートと

なっている点は基本前回のクモハ60022/24と同様になる。60029~60126ではシール・ヘッダーが

あるタイプで、外観上が大きな差がある。

 この2両は、クモハ60で助手席側の窓が1枚ガラスである点で、他社との層別が可能。正面が半流

のクハ55やクモハ51/クモハ54、クモハ43も含めて、正面左側の助手席側が1枚ガラスという特徴は、

1980~1981年頃の松本区の旧型国電では、他にクモハ51804とクモハ43810が存在するのみ。

 さらに運転席側のワーパーについて、60114は窓枠上から、60066は窓枠下からであり、この特徴

があるため両者の個別も可能になる。

 

 まずはクモハ60114から。良い画像がなく、強引な拡大画像が多くなってしまった。

1981/07/26 大糸線 信濃森上、クモハ60114

1980/10/10 大糸線 梓橋/一日市場、230M 松本行、クモハ60114

 

1980/10/12 大糸線 信濃森上/白馬大池、325M 南小谷行、クモハ60114

 

1980/10/10大糸線 梓橋/一日市場、230M 松本行、クモハ60114
強引に拡大

 側面であるが、クモハ60114は2位4位側の画像がないため、他の資料等からも含めて見ると、ドア

は全部1枚ガラスでプレスドア(1P)に見える。

   ※大糸線旧型国電等(モデル8)、P28

 

 

 それに対し、クモハ60066は、2位4位側は2枚ガラスドアがあり、運転席側から2P2P1Pであった。

また、1位3位側は少し不鮮明であるが、助手席すぐ後ろのドアが1枚ガラスでプレスなしに見える。

1F2P1Pの様であった。

 

 

1980/11/02 大糸線 北松本、クモハ60066

 

1981/07/26 大糸線 北松本、クモハ60066

1980/10/10大糸線 梓橋/一日市場、230M 松本行、クモハ60066

 

1981/07/26 大糸線 北松本、クモハ60066

 

  60066:1942年製、初期は東京配属、廃車は1981年7月

  60114:1943年製、初期は東京配属、廃車は1981年10月

    ※旧型国電車両台帳、P341/342

 

 鉄道ピクトリアル730、戦前製旧型国電20m3ドア車、P11のクモハ60では、基本は偶数番号は

偶数向きの記載のため、偶数向きと推定。ただし戦前の東京配属車両は、床下は基本奇数設計の

ため、戦後の更新あるいは大糸線へ移動の頃に床下が偶数向きに改造されたと推定。

 

 ※クモハ60の個別層別のついての詳細は、以下を参照下さい。

   大糸線 旧型国電 24:クモハ60022/クモハ60024の最後に掲載いたしました。

 

 

1980/10/12 大糸線 信濃森上/白馬大池、325M 南小谷行、クモハ60114/クハ68001+4両

 

 

 

  参考:JTB時刻表1981/01,1981/07

     国鉄電車編成表1980/1981

     旧型国電車両台帳

     国鉄電車の歩み(30系から80系まで)

     旧型国電50年Ⅰ/Ⅱ(JTBキャンブックス)

     国鉄電車ガイドブック旧性能電車編(上)

     写真とイラストで綴る旧型国電(上/下)

     大糸線 旧型国電等(モデル8)

     鉄道ピクトリアル730、戦前製旧型国電20m3ドア車

 

 

※7/29から、海外紀行のブログを立ち上げました。

 9/19に5回目の記事追加しました。よろしければご参照下さい。

一睡の夢2:世界の鉄道夢紀行