
1979/05 赤羽線 十条、池袋34編成103系(クハ103-276)

1979/05 赤羽線 十条、池袋34編成103系(クハ103-276)

1979/05 赤羽線 十条、池袋34編成103系(クハ103-275)
今回も赤羽線の103系で、両端のクハ103のみ高運転台車となっていた編成になる。
ATC対応のクハ103は高運転台車であり、中間車は初期の車両を連結するという編成
になっており、前回同様である。そのうち両端のクハ103のみが黄緑6号となっていた。
黄緑6号に挟まれるように、中間に黄色5号の車両が6両組み込まれた編成であった。
撮影当月では、5編成確認のうち上記1編成以外は全部黄色5号の記録になっていた。
ATC準備車(高運転台車)に順に置換が進んではいたが、中間車は初期の編成のまま。
この様な状態がATC優先使用予定線区では続いていくことになる。

1979/05 赤羽線 十条、池袋34編成103系(クハ103-276)
上記編成では運転走行自体は上記で可であるが、問題は冷房について。今回の撮影
された池袋34編成の例では、8両編成中で両端1両目と8両目のみ冷房車という状況。
両端のクハ103には冷房電源がなしで、従ってこのままでは冷房は使用できない。
エアコンが実際にあっても、窓全開の非冷房車と全く同じ状態である。このままでは
クレームがあってもおかしくはない?
なお、それを予想してなのであろうか、後年になるが武蔵野線の3色混色編成で、
クハ103-597(冷房車)に、「この車両は冷房が入りません」という表示のステッカーが
ドア上の張られていた画像が見つかった。となりのモハは非冷房車で冷房電源はなし。
夏のため窓はあちこち開いていた。冷房車の真夏の窓開き画像は貴重?
※武蔵野線関係はまだ確認と整理ができていない状態のため、詳細は今後予定。

1984/07/28 武蔵野線 西国分寺、クハ103-597、弱冷車ではありません、非冷車の表示です
誤乗防止ステッカーではないが、こんな掲示も準備されていたのでしょうか?
この非冷房車ステッカーを模型で再現等された方、居りますでしょうかね
居りましたら、忠実再現がとんでもなく素晴らしすぎる、と思います
当時は上記のような編成が続出で、また編成自体も冷房が入る車両と入らない車両の
混在も別途多数あり。自分たちは乗る電車の編成を一瞬見て、冷房が稼働する車両を
直に判定で冷房車へ移動する事(あるいは1本見送り等)も多々あったが、一般の人に
はとても理解困難。そのため、一応であるが、山手線では1~3号車と8~10号車には
冷房車が来る可能性が高い、と言っていた記憶あり。山手線では共通運用のため確率
になってしまうが、私鉄含めた他の線区で、運用が決まっている場合は「冷房車時刻表」
が作成可能になる。自分も含めて当時の列車好きの友人は、大なり小なり自分の利用す
る線区の冷房車時刻表を作成していた。(頭の中だけでの作成も含む)100%冷房車、
共通運用のため日による、基本非冷房車、の3通りになる。そして編成の前/中間/後ろの
どこに並べば冷房車が来る可能性が高いかも重要。なお、弱冷房車という概念が存在し
なかった時代、体調等で強い冷房がない車両を選びたい時は逆の選択もありえた。
103系に限ったことではないが、冷房が稼働した車両に実際に乗るには、
・①冷房設備がある:当時は冷房車/非冷房車が編成中に混在が多発していた。
・②冷房電源がある:モハの冷房電源車が隣等に連結されないと冷房電源なし。
従って冷房は当然稼働しない。
※試作冷房車等では例外で、例えば初期にはクハ103に電源があった。
・③冷房を稼働するスイッチがある:クハないしクモハ(乗務員室)が連結。
モハだけでは通常冷房は稼働しない。
ただし10両編成で両端クハのみ非冷房で中間のモハやサハは冷房という
編成において、両端のクハ103の冷房改造が間に合わなかった編成では、
中間車に冷房のスイッチを暫定で設置した例が実際に少数存在した。
真夏に上記編成に乗車で、冷房が稼働していた経験あり。
※総武中央線緩行等で、いずれまとめで掲載を想定。
・④冷房スイッチを入れる乗務員がいる
中間にはいったMc-Mユニット等では乗務員不在で冷房が稼働せず、
の可能性
ここまでの条件があるが、もう一つ最重要な要件を忘れているという指摘があった。
・⑤冷房のスイッチを乗務員がいれる
いくら蒸し暑い状態でも、冷房可動時期前では稼働しておらず、がっかり
した経験。6月等では稼働前の時期あり。
※逆に、秋の磐越西線の旧型客車の寒い車内で車掌さんに聞いたところ、
暖房はあと2週間後からと言われて参った経験あり。(蒸気暖房の頃)
冷房が汎用で普及する少し前の頃になる。涼しい車両を求めて、皆必死?であった。
なお、編成については前回の赤羽線と埼京線5を参照下さい。
参考:国鉄電車編成表1978/1979/1980