今回は富士急モハ7032から。前回のモハ7031と同じくクモハ14の移譲車両になる。
国鉄時代の更新時期が異なるようで、正面の窓が3枚ともHゴム、雨樋が曲線タイプ。
富士急モハ7032←クモハ14009←モハ14031←モハ32031
こちらは増補版 飯田線の旧型国電(P154)によると、伊那松島機関区所属の記録。
いずれにしろ、自分では現役の国鉄飯田線では見ることが出来なかった貴重な車両。
外部者が勝手に言うのは無責任であることを承知で、保存できれば・・・という妄想。
なお、旧型国電車両台帳のP38に、モハ14031(のちのクモハ14009)の画像あり。
見た感じは、身延線のクハ47の正面の三枚の窓がHゴムになったクハ47と似た印象。
この更新車と似た車両は複数あり、身延線で改めて整理しての掲載を予定です。
なお富士急モハ7033は、クモハ14ではなくクモハ12050だそうで、全く異なります。
(鉄道青春時代Ⅲ-P53)
参考:旧型国電車両台帳
国鉄電車の歩み(30系から80系まで)
鉄道青春時代 国電Ⅲ(P44/53)