晩秋の朝、ようやく谷間に陽が差してきた。川の水面はまだ山の影のようだ。
先ほど通過した245Mと天竜峡で交換で、80系の普通電車1224Mがやってきた。
80系の特に300番台は、あたらめて画像を見て、戦前車とは別の美しさを感じる。
ただし当時は戦前車撮影最優先で、移動での普通電車利用は極力80系を選択する。
そのため、撮影画像が予想のほか少なかった。
中央線の夜行で辰野で乗換、早朝4:47発の1222Mに乗車、7:54に千代着で歩き。
245Mが8:41に千代発8:43天竜峡着、1224Mが8:49天竜峡発8:51千代着、2本撮影。
その後はまた1時間ほど静けさが戻る。天竜峡から1駅で閑散区間に入った実感。
時刻表 1980/07