一睡の夢:国鉄末期の12年

40年ほど前の国鉄時代の記録

飯田線旧型国電最後の力走15-3(56003/54006)

1982/11/27 飯田線 平岡/為栗、1226M 豊橋行、
クハユニ56003/クモハ54006/クモハ54111/クハ68410

 紅葉の時期は過ぎてしまったようであるが、まだその余韻が少し残る感じ。

飯田線三河河合から天竜峡区間、旧三信鉄道区間は本当に山中を感じてしまう。

特にこの辺りは、天竜川と山に挟まれた狭い場所に線路を敷いた山間部になる。

平岡は集落というか拠点の町になるが、為栗は閑散の小駅としか言いようがない。

 為栗だけではなく、金野、千代、など何回か訪れた駅自体が存在していること。

代替道路未整備と聞いたが、それでも小駅が維持されていることには正直驚く。

もちろん撮影目的であれば、とてもありがたいことではあるが。

 山間部のため、特に秋冬の陽が高くない時間はまだ14時前でも山影を考慮になる。

伊那3号、80系の257M、そして1226Mの順に川に山影が映ってきたがやむを得ない。

秋冬の陽が高くない時期は、山間部での撮影の要考慮項目が多くなってしまった。

 

1982/11/27 飯田線 平岡/為栗、257M 辰野行、80系

 

  参考:旧型国電車両台帳、国鉄電車の歩み(30系から80系まで)、

     国鉄電車ガイドブック 旧性能電車(上)、飯田線の旧型国電 増補版

     時刻表 1982/09、他