一睡の夢:国鉄末期の12年

40年ほど前の国鉄時代の記録

飯田線80系普通電車2

1982/03/10 飯田線 伊那松島/沢、232M 中部天竜

 伊那の3月の朝はまだ寒い。山には残雪。それを背に80系普通電車が通り過ぎる。

戦前車と比べて、80系でも特に300番台車はやはり見た目美しいと感じてしまう。

165系との比較でも、乗客目線では夏の冷房以外はあまり劣るような感じはしない。

正直、ほぼ同時期に戦前車と80系300番台が一緒に廃車とは、違和感を感じていた。

 

 この232Mは中部天竜行であるが、長時間停車の後にそのまま644M豊橋行になる。

下りも同様で、631M/257Mという80系の運用が存在していた。

 

  参考:飯田線の旧型国電(増補版)

     時刻表 1981/12