1978年の半数置換から1983年の旧型国電引退まで、80系と戦前車が半々で運用。
実際には、戦前車撮影最優先で行程を組んでいたため、80系の走行撮影は多くない。
そのうちの1コマ。朝の人が移動する時間帯で区間運転もあり、撮影の効率は良い。
伊那谷の晴れた3月の朝、中央アルプスには残雪。陽はさしているが正面には影あり。
80系のクハ86の正面は、中央先端から左右の斜めの面があることがはっきりわかる。
微妙な光線状態では、それが顕著に出てしまった。
末期の飯田線の80系は、クハ86、モハ80とも全金属車の300番台ばかりであった。
そのため編成になると、今あらためて見ても、とても美しいと感じてしまう。
この前後に来た戦前車とは、全く別の印象になってしまった。
時刻表 1981/12