この編成は、残念ながらうまく撮れた画像がなく、BW代用になってしまった。
クモハ43015←(43015)(1933年製)
クモハ43は4両配置であったが、1978年の半数置換時に43015以外は3両とも廃車。
しかし、1両とはいえよく残存してくれたと思った。ありがたかったが少々不思議。
狭窓が並ぶ2ドア車は、なかなか壮観。シールヘッダーありの荘厳な姿を感じる。
なお53001とは、正面窓下の小通風器塞ぎ跡あり、側面行先表示板受けが窓上で区別。
上り奇数側であり、限定運用の要素は無いため、撮影の困難さは無いはずなのに。
どうも相性が良くなかったのか?
クハ68414←68100←55082(1940年製)
連結相手のクハ68414は、旧40系クハ55の改造車で、客ドア間の窓が5個になる。
この車両の助手席側1位3位側の画像がどうしても見つけられず、走行画像も再確認。
そして、ようやく1コマ見つけた画像が上記、とても見苦しいものとなってしまった。
どうも、なかなかお目にかかれない車両というものがあるようで、参ります。
旧40系からのクハ68は、末期の伊那松島機関区に5両配置、半流3両、平妻2両。
それぞれで違いがあり区別は可能。クハ68409は、番号とは逆に下り偶数向きに注意。
記載以外でも違いはありそう(幌枠下部等)。なお上記は、末期の状態になる。
1978年の半数置換前等になると、必ずしも上記特徴とは限らないため注意です。
参考:旧型国電車両台帳、国鉄電車の歩み(30系から80系まで)、
国鉄電車ガイドブック 旧性能電車(上)、飯田線の旧型国電 増補版
時刻表 1983/03、他