一睡の夢:国鉄末期の12年

40年ほど前の国鉄時代の記録

飯田線旧型国電最後の力走9-2(56002/51200)

1982/03/10、飯田線 伊那松島/沢、1228M 豊橋行、
クハユニ56002/クモハ51200/クモハ54001/クハ68406

 クハユニ56002の相手は今回クモハ51200、その後はクモハ61003(1983/05)。

飯田線の編成では半固定の場合も多かったが、長期的には変更になった車両もあり。

なお、今回の2年前の画像では、相手はクモハ54106(1980/11)も確認できた。

 

 クハユニ56002の運転助手席側(1位3位側)は、客ドアが2枚ガラスになっていた。

末期の飯田線では客ドアが2枚ガラスの車両は少なかったので、遠目でも少し目立つ。

2両目のクモハ51200も1か所、3両目のクモハ54001は客ドアは3か所とも2枚ガラス。

戦前車の客ドア2枚ガラスは、二段窓ガラスと調和して一体化しているように感じる。

 

 

 ちなみに、飯田線の車両から話がずれますが、客ドアが3枚ガラスのままの車両は、

ごく一部ではありますが当時まだ残っており、そのうち自分は2両だけみました。

クモハ41800とクモル24007で、撮れた画像を改めてみて3枚ガラスを確認できました。

ただどちらも2段窓であったため、統一性という意味では三段窓のクモハ73などの方が

似合っていたのでしょうか? この2両以外にも残存で見落とし(遭遇出来ず)なら、

とても残念でもったいなかったと思います。クモハ41800も無理に撮れただけでした。

 3枚ガラスドアを普通に見た自分より年配の方は、そこまで思っていないでしょう。

しかし、半自動の3枚ガラスドアを手で開ける機会が自分にはついに来なかったため、

勝手に思いを寄せてしまっているだけと思ってしまいました。

 

 参考: 時刻表 1981/12、他